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2026年6月23日

「道」がつながっているだけじゃダメ?いわき市で家が建たない土地を見抜く「接道」深掘り編

「接道義務(2メートル以上、道路に接していなければならない)」というルール。

前回はセットバックについてお話ししましたが、実はそれ以外にも、いわき市での土地探しには注意したい「道の形」があります。

「見た目はちゃんと道に面しているのに、なぜか家が建てられない」 「お家は建つけれど、水道工事でトラブルになる可能性がある」

そんな物件が、実はひっそりと市場に並んでいることがあります。

決して騙そうとしているわけではなく、それだけ「接道」というルールは奥が深く、複雑なものなのです。

今回は、一歩踏み込んで、土地選びのプロが必ずチェックしている「道の裏側」についてお話しします。


【旗竿地(路地状敷地)の「2メートルの壁」】

いわき市内でもよく見かける、通路の奥に広がる「旗竿地」。

プライバシーが守られやすく、道路沿いより静かなのが魅力ですが、ここには非常にシビアなルールがあります。

(入り口だけでは判断できない)

法律では、道路に「2メートル以上」接している必要があります。

例えば、道路に面している入り口が2.1メートルあったとしても、途中の通路部分が1.9メートルに狭まっていたら…今の法律では、そこにお家を建てることはできません。

(いわき市の条例にも注意)

さらに、お家の大きさや用途によっては、いわき市の条例で「3メートル以上」の幅を求められるケースもあります。

アパートや店舗併用住宅など、建物の規模や用途によっては、福島県の条例などで「3メートル以上の接道幅」が求められるケースもあり

「2メートルあれば大丈夫」という思い込みは、時に大きなリスクになります。

私たちは、メジャーを手に現地へ向かい、一番狭い場所がどこかを必ず確認しています。


【「その道、誰のもの?」私道というハードル】

目の前の道が、いわき市の持ち物(公道)ではなく、個人の持ち物(私道)である場合、そこには「人間関係」という目に見えない要素が加わります。

(通行と掘削の「許可」という紙の重み)

お家を建てるには、水道管やガス管を道の下に通す必要があります。

もしその道が他人の土地だった場合、勝手に掘ることはできません。

「通行していいですよ」「掘っていいですよ」という、持ち主の方からの「承諾書(ハンコ)」が必要になります。

これがもらえないと、せっかく買った土地にお家が建てられない、なんてことにもなりかねません。

(将来のトラブルを防ぐために)

私たちは、その土地に「通行・掘削の承諾」がしっかり取れているか、あるいは取れる見込みがあるかを、契約の前に必ず調査します。

あなたが35年後も「この場所に決めてよかった」と笑っていられるように、こうした裏側の確認を何よりも大切にしているのです。


【会話の実例I:目に見えないリスクを伝える】

  • ママ羊さん: 「鎌田さん、この土地、お庭が広くて素敵!でも、入り口の道がちょっと狭いかな…?」

  • 鎌田(不動産会社): 「ママ羊さん、良いところに気づかれましたね。実はここ、入り口は2メートルありますが、奥で少し狭まっているんです。このままだと、お家が建てられない『再建築不可』の土地になってしまう可能性があるんですよ。」

  • ママ羊さん: 「えっ!?そんな細かいところまで見なきゃいけないの?私一人じゃ絶対気づかなかった…。」

  • 鎌田: 「そうなんです。だからこそ、私たちがいるんですよ。難しいチェックは私に任せて、ママ羊さんは『どんなお庭にしようかな』という楽しい想像に集中してくださいね。」



【後悔しないために、私たちが大切にしていること】

接道の問題は、専門家でも判断に迷うことがあるほど複雑です。

だからこそ、私たちは「だろう」という判断を絶対にしません。

(解決のヒント:役所への徹底した聞き取り)

少しでも「あれ?」と思ったら、いわき市の道路課や建築指導課に足を運びます。図面を突き合わせ、担当者と話し合い、100%の確証を得るまでは安易にお勧めすることはありません。

(解決のヒント:近隣の方とのコミュニケーション)

私道の場合は、持ち主の方がどんな方なのか、過去にトラブルはなかったかなど、周辺の「空気感」も大切にします。これは、公図や登記簿だけでは分からない、地元の不動産屋だからこそできる仕事です。

(解決のヒント:難しい判断はワンチームで)

道路の境界や私道の権利関係が複雑な場合は、土地家屋調査士や建築士といった専門家とすぐに連携を取ります。あなたに「不確かな情報」を渡さないために、私たちは常にプロのネットワークを活用しています。


【新しい一歩は、一人で抱えなくていい】

ここまでは、接道のさらに深いルールについてお話ししてきました。

しかし、一番お伝えしたいのは、「家探し」という大きな出来事を、一人で抱え込まなくていいということです。

「検討している土地の道が怪しい気がする」「私道って聞いたけれど、大丈夫かな?」

――そう感じて、家探しが止まってしまっている方もいるかもしれません。

でも、安心してください。整理するだけでもOKです。

「いつかマイホームに住みたい」という、軽めの気持ちで相談していただいても構いません。

その一歩が、あなたとご家族の新しい、笑顔あふれる生活のきっかけになるかもしれません。


【まとめ】

土地選びにおいて、「道」は命です。

でも、その道が「生きている道(お家が建つ道)」なのかどうかを見極めるのは、決して簡単なことではありません。

「自分には知識がないから」と不安にならなくて大丈夫です。

私たちがあなたの「目」になり、大切なご家族を守るためのフィルターになります。

一つひとつの道を、丁寧に、誠実に。 納得のいく答えを一緒に見つけていきましょう。


会員登録をしていただくと、 接道状況や私道の有無などの詳細情報もチェックできます。

▶ 会員登録 https://www.sakuramachi-estate.com/regist

また、「気になる土地の道を調べてほしい」というご相談は、 来店予約から承っております。

▶ 来店予約 https://www.sakuramachi-estate.com/contact/reserve

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