2025年9月29日

4メートル道路の新築住宅建築手続き完全解説!土地探しから申請まで

夢のマイホーム、いよいよ土地探しを始めようとしていますね。
しかし、気になるのは道路の幅。
4メートル未満の道路に接する土地だと、建築できるのかどうか不安ですよね。
そこで今回は、4メートル道路に建てる新築住宅の建築手続きについて、必要な知識と手順を説明します。
土地探しから建築申請、工事完了まで、スムーズに進むためのポイントをご紹介します。

 

4メートル道路への接道と建築基準法

 

接道義務とは何か

 

建築基準法では、建物を建てるには、幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接している必要があります。
これは、防災や緊急車両の通行を確保するためです。

 

みなし道路の条件

 

4メートル未満の道路でも、建築基準法の例外規定により、建築可能な場合があります。
例えば、昭和35年12月24日以前に存在し、幅員1.8メートル以上4メートル未満の道路で、既に複数の建物が建ち並んでいる場合などは、「みなし道路」として扱われることがあります。
この場合でも、道路中心線から一定距離(通常は2メートル)後退して建築する必要があります。

 

セットバックのルール

 

みなし道路の場合、道路中心線から2メートル後退した線を道路境界線とみなします。
この後退した部分は建築できません(セットバック)。
この区域には、門や塀、擁壁なども含め、一切の建築物を造ることができません。

 

建築基準法の例外規定

 

接道義務には例外規定があり、全てのケースで4メートル以上の道路に接する必要はありません。
しかし、例外規定の適用には複雑な条件があり、専門家の判断が必要となるケースが多いです。

 

4メートル道路への新築住宅建築手続き

 

土地探しと注意点

 

土地探しでは、道路幅はもちろん、接道状況を必ず確認しましょう。
公図や現地調査で、正確な道路幅や接道状況を確認し、みなし道路かどうか、セットバックが必要かどうかを事前に把握することが重要です。

 

建築確認申請の手順

 

建築確認申請は、設計図書を準備し、市区町村の建築確認申請窓口に提出します。
申請内容に不備があると、修正を求められるため、事前に確認が必要です。

 

申請に必要な書類

 

申請に必要な書類は、市区町村によって異なります。
事前に必要な書類を窓口で確認し、漏れなく準備しましょう。

 

建築工事と完了検査

 

建築工事が完了したら、完了検査を受けます。
検査に合格すると、建築完了となります。

 

まとめ

 

4メートル道路への建築は、接道義務やみなし道路、セットバックなど、複雑な建築基準法の規定を理解する必要があります。
土地探し段階から、専門家への相談を検討し、スムーズな建築手続きを進めましょう。
土地の形状や道路状況によって、建築可能な範囲や手続きが異なるため、専門家と綿密に相談することが重要です。
早めの準備と確認で、安心してマイホーム建設を進めましょう。

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